購入本まとめ(11/4-11/10)

ジョナサン・キング『真夜中の青い彼方』(文春文庫)
ポール・ピカリング『バビロンの青き門』(文春文庫)
ロバート・バーナード『雪どけの死体』(ポケミス
リチャード・スターク『悪党パーカー/犯罪組織』(ポケミス
佐々木譲『犬どもの栄光』(集英社文庫
笹沢左保『悪魔の部屋』(光文社文庫
ドナルド・E・ウェストレイク『鉤』(文春文庫)
レジナルド・ヒル『死は万病を癒す薬』(ポケミス
ドナルド・E・ウェストレイク『斧』(文春文庫)
ロス・トーマス『女刑事の死』(ハヤカワミステリ文庫)
井上荒野グラジオラスの耳』(光文社文庫

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迷走は続く。主にクライムノベルか冒険小説を買っているのは認める。
ポール・ピカリングは全然知らないのだが、ベルリンのイシュタール門をモチーフにした小説とあれば興味津津。英国諜報部のスパイが売春宿を経営し、ナチの元高官から機密情報を聞き出そうとするというアホ話と、そのスパイが見るバビロニアの白昼夢が絡むとか、非常に面白そうではないか。つまらなくても許せるレベル。
笹沢左保『悪魔の部屋』は購入後すぐ読んだ。というか読むために買った。基本路線は人妻凌辱もののポルノ小説。ずーっとセクロスしている訳ですが、なぜかサスペンス横溢。登場人物と舞台をここまで限定して、サスペンス小説をやろうという心意気は買う。ラストはだいぶえぐくて、好み。もっとやれ。
ヒルは新刊だが、お値段2100円。高いような安いような。単行本を買うことを考えれば、だいぶお得ではある。読むのは積んでるシリーズ作品をもう何冊か片づけてから。

バビロンの青き門 (文春文庫)

バビロンの青き門 (文春文庫)

悪魔の部屋 (光文社文庫)

悪魔の部屋 (光文社文庫)

死は万病を癒す薬(ハヤカワ・ミステリ1830) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

死は万病を癒す薬(ハヤカワ・ミステリ1830) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)